ハナハッカ属には「オレガノ」「マジョラム」「花オレガノ」の3タイプがあります。オレガノは生よりも乾燥させた方が香りが強いと言われていて料理には一般的にドライハーブが使われることが多いですが、LaunchFarmではグリークオレガノという香りと風味が強い品種を栽培していますので生のまま利用してフレッシュならではの香りを楽しむことができます。

★スイートマジョラムについてはフローラル調にて記載していますのでそちらをご覧ください。

科名

シソ科

作用・効能

抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用、殺菌作用、鎮静作用、鎮痙作用、鎮痛作用、消化促進作用、抗酸化作用、鎮咳作用、発汗作用、抗酸化作用、胃腸の調子を整える

特徴

オレガノは独特の強い香りと辛みがあり、イタリア料理では欠かせないハーブです。アメリカではがん予防食品の一つとして注目されています。精油成分のカルバクロールは抗酸化作用を持つのでアンチエイジングに期待されています。

歴史・エピソード

古代ローマ時代のギリシャでは婚礼の儀式で新郎新婦が冠にしてかぶったと言われています。

抗菌作用・殺菌作用を活用しミイラを作る際に使われたり、16~17世紀にペストが流行したときにはストローイングハーブ（床に敷いて踏むことで香りを出す）として消毒に用いられました。

日本には江戸時代末期に渡来したと言われています。

利用方法

●料理

素材の臭みを抑えたり味を引き立てる矯臭効果があるので特にラム肉や青魚の料理に合います。トマトやチーズ、バジルとの相性が良く、ピザやトマトソース、スープなどの香味付けに欠かせません。

●ハーブティー

消化器官を活性化し、頭痛を鎮める効果があると言われています。強壮の働きも持つのでなんとなく気力が湧かないときに飲むのもおすすめです。