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ローズマリーの違いを知ってハーブのある生活を楽しもう

2024.08.26 Mon

ローズマリーにはたくさんの品種があります。
店頭に並んでいるもののラベルには単に「ローズマリー」としか記載していませんが、ロンチファームではきちんと品種が明確なものを栽培しています。

 

ロンチファームでは4種類のローズマリーを栽培していますが、その中で主力の品種は「トスカーナブルー」です。この品種は香りが強く、葉も大きいタイプなので肉や魚の臭み消しや風味付けなどお料理に使うのにぴったりです。

 

同じ品種でも育った環境で個性に違いがあります

ロンチファームではトスカーナブルーをビニールハウス栽培と露地栽培しています。ビニールハウス栽培で育ったトスカーナブルーは、ローズマリーを表現する「スッとした香り」がとても強く、精油成分も多いため葉を触るとベタベタした感じがします。茎や葉は柔らかくパンに練りこんだりピザの具にしたり、唐揚げなど鶏肉料理の下味に一緒に漬け込んだ葉をそのまま火を通して食べられます。

 

対して露地栽培で育ったトスカーナブルーは、「スッとした香り」に加えて木の香りが混じり「森林のような香り」がします。雨風にさらされ太陽の光をたくさん浴びた茎や葉は、がっしりとしてワイルドな感じ。細かく刻んで火を通せば食べられないこともありませんが少し口に残ってしまう感じがあります。しかしがっしりした枝葉なので、調理後には飾りにも使えお料理を引き立てます。

 

ローズマリーの品種の違い

左:プロストラータス 、 右:トスカーナブルー

 

ローズマリーの品種の違いとして、まず「立性」と「ほふく性(這性)」「半ほふく性」に分けられます。
トスカーナブルーは「立性」です。空に向かって真っすぐに成長します。

 

「ほふく性」のローズマリーは地面に這うように成長します。ロンチファームで育てているほふく性のローズマリーは「プロストラータス」です。茎には小さめの葉がつき、ゆるやかなカーブがついた動きのある可愛らしい枝で、お料理の飾りにぴったりです。

 

立性に近く、やや広がりながら成長するのが「半ほふく性」。ぱっと見は立性のようにも見えます。ロンチファームの半ほふく性は「モーツァルトブルー」で、細目の葉がつきます。

 

ざっくりと品種の違いをご紹介させていただきました。ローズマリーを選ぶ際には、葉の見た目や香りの違いにも少し着目してみてください。お好みのローズマリーを見つけたり、お料理の目的に合わせてローズマリーを選んだりと楽しみが広がると思います。

 

ロンチファームではトスカーナブルーを主としていますが、4種類の品種の中からその時に一番品質の良いローズマリーを出荷しています。ローズマリーはスッとした香りが基本ですが、品種によって少し違いがありますので、「今日はいつもと違うローズマリーだな」と気付いたら、あなたはもうローズマリーが大好きになっているはず。ハーブのある生活をぜひお楽しみください♪

 

 

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